カテゴリ:左翼の嘘( 3 )

宮台真司氏の左翼批判

無料で視聴できる第326回のマル激トークオンデマンドは、小林よしのり氏と萱野稔人氏を迎えてナショナリズムの問題を中心に議論をしていた。愛国心を教育基本法の中に盛り込み、愛国を叫んでいる安倍政権の中心にいるエリートたちがいかに愛国心に欠ける行為をしているかを皮肉をこめて批判しているところも面白いのだが、途中に挿入された、宮台真司氏の左翼批判が印象に残った。

宮台氏は、一つのエピソードを語りながらそれを左翼批判に結び付けている。それは、他の乗客がいるにもかかわらず、電車内で繰り返し強姦をしていた男がいたという事件に絡めたものだった。この男は、外見をやくざ風に装って、その行為を阻止しようとすれば自分が暴力的に襲われるように見えたらしい。だから、繰り返し同じようなことをしていたにもかかわらず、なかなかその行為を止めることが出来なかったようだ。

この男が犯罪行為を繰り返していたということは、その犯罪にかかわった人間は延べ人数にしたらかなり多いだろうと宮台氏は語っていた。発覚しなかった行為に関しては、そのときに関わった人間がみな見て見ぬ振りをしていたことになる。その男に直接対抗することは難しかっただろう。しかし、警察に通報するということくらいは出来たのではないかと思う。それすらなかったというのは、その無責任に対していくら非難されても仕方がないだろう。

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by ksyuumei | 2007-07-06 10:30 | 左翼の嘘

左翼の勘違い

在日朝鮮人の「強制連行」という問題は事実の問題であり、事実を間違えているという意味で嘘という言い方がふさわしいだろう。それは意図的なものでもあるようだし。これに対して、事実の間違いから生まれた嘘ではなく、理論の間違いから生まれたものは嘘というよりは勘違いと呼んだほうがいいかもしれない。三浦つとむさんは「官許マルクス主義」と呼んで、その理論の間違いを指摘していたが、僕自身も左翼の勘違いによる間違いを感じた経験がある。

僕が経験したのは、組合を通じて学習した労働講座だった。そこはマルクス主義の理論を学習する講座だったが、何回かのレポート提出があり、そこで資本主義と共産主義の比較というテーマのものがあった。僕は三浦さんを通じてマルクス主義の理論的優位というものは感じていたものの、資本主義に優れている面がないわけではないと感じていた。

板倉さんがどこかで言っていたのだが、資本の発明というのは画期的な人類の発明であって、これによって個人ではなしえない大きな仕事が可能になったという評価をしていた。国家権力を使えばもちろん個人で出来ないような仕事をすることが出来るが、それは一握りの権力者の意図を反映するだけだ。大衆的人気を持ったものが実現するという面で、資本の発明は大衆社会のきっかけであり、大衆が豊かになるための道を切り開いたものとして評価できる。結果的に、マルクスが批判したような面を見せたとしても、資本の発明は労働者を苦しめただけではなく、労働者に豊かさをもたらした面も評価しなければならないと思っていた。

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by ksyuumei | 2007-04-03 09:54 | 左翼の嘘

左翼の嘘

左翼の嘘という言葉を宮台氏から初めて聞いたのは、「在日朝鮮人強制連行」ということにかかわっての言説だった。現在日本にいる在日朝鮮人の大部分の人が「強制連行」で連れてこられたと学校教育では教えられているが、実は大半の人は自らの意志で来た人ばかりだというのが宮台氏の言葉だった。このことは専門家の間ではほぼ常識化しているということだった。

僕の手元にはたまたま平成4年検定合格の中学社会の歴史的分野の教科書がある。そこでの記述は次のようになっている。「戦時下の国民生活」とタイトルがついたところで


「戦局が悪くなると、これまで徴兵を猶予されていた大学生も軍隊に招集されるようになった。さらに、労働力の不足を補うために、朝鮮から70万人、中国からは4万人もの人々を強制的に連れてきて、工場や鉱山・土木工事などに厳しい条件の下で働かせた。やがて、朝鮮・台湾にも徴兵令がしかれ、多くの朝鮮人・中国人が軍隊に入れられた。」


僕は自分が生徒だった時代に熱心に授業を聞いたことがなかったので、このことをどのように教えられたかまったく記憶していないのだが、在日朝鮮人のほとんどが「強制連行」で連れてこられたのだと教えられた記憶を持っている人もいた。

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by ksyuumei | 2007-04-02 10:21 | 左翼の嘘