2008年 09月 03日 ( 1 )

福田首相辞任の理由

福田首相の辞任の理由はいろいろなレベルから考察することが出来る。その気持ちのレベルから言えば、「嫌になった」「意欲が無くなった」ということを理由に挙げることが出来るだろう。しかし、この理由で納得していたら、人間というのは気持ちしだいでどうにでも行動してしまうという前提を認めることにもなる。最終的な気持ちはこのようなものであったとしても、そのような気分に至る過程として、福田首相と同じ立場に立てば、大部分の人(日本人と言った方がいいだろうか)が同じような気持ちになるだろうなというような、客観的な理由が見つからないものだろうか。どのような出来事が意欲を失わせる作用を持ったのか、それが伺える報道を捜してみようかと思う。

宮台真司氏の社会学講座にもあったように、人間の行為の選択というのはどのような予期を持っているかということがその決定に大きな意味を持つ。この予期は科学的な法則性の認識に裏付けられていることもあるが、たいていは経験や習慣から「こうなるのではないか」という予期を抱くのではないかと思う。福田首相に起こった様々な出来事の中から、もうこれではやっていけないというような予期を生み出すような要素としてどのようなものがあるのか、納得できるような理由を捜してみよう。

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by ksyuumei | 2008-09-03 10:02 | 政治