2008年 05月 27日 ( 1 )

佐佐木さんの「現代「中華帝国」と中華思想 チベット問題」への考察 2

佐佐木さんの「現代「中華帝国」と中華思想 チベット問題」についてその「(1)はじめに ― 現代中国は単なる「中華帝国」ではない ―」を読んだ限りでの、佐佐木さんの主題と主張について、僕は次のようなものだと受け取った。


1 中国のチベットに対する侵略行為の正当化について、それは「中華人民共和国がマルクス・レーニン主義を党是とする共産主義者党(中国《共産党》)の統治する特殊な<イデオロギー的中華帝国>である」という点を考慮することが重要で、この前提から論理的に帰結される。

2 現代中国を理解するのに中華思想は重要ではあるが、それのみを理解の中心に据えることは出来ない。「中華思想一本で論じきれるほど現代中国の諸問題とりわけ政治的外交的軍事的諸問題は単純ではない」。


カギ括弧で引用しているのは、佐佐木さん自身の表現で書かれている部分で、この二つが、この長い文章の全体を貫いているテーマではないかと僕は理解している。

More
[PR]
by ksyuumei | 2008-05-27 10:29 | 雑文