2007年 11月 11日 ( 1 )

原則を貫く政治家としての小沢一郎氏 1

小沢一郎氏の辞任会見から始まった一連の混乱が収まりかけてきた今、改めてこの騒動は何だったのかということを整理してみたいと思う。小沢一郎氏は、僕自身は余り好きなタイプの人間ではなかったが、宮台真司氏が高く評価していることもあり、政治家としては優れている人物だろうとは思っていた。真のマキャベリストというような表現を宮台氏は使っていたが、理想の実現のためには、あえて不人気なことであろうとも実現していくというところが「豪腕」と呼ばれる所以なのだろうと思っていた。

小沢一郎氏には、原則を貫くという政治家として最も大事な資質があると僕も感じている。だが、この一連の騒動においては、原則を貫くという面よりも、ある種の利害の計算で「大連立」を画策したというふうに、政治家ではなく「政治屋」として小沢氏を非難するようなニュースにあふれていた。

報道に対する批判は、小沢氏自身も語っていたが、神保哲生氏も「小沢辞任会見を見て」というエントリーの中で「どうも報道されている内容とはちょっと趣が違うように私には聞こえました」と書いている。宮台氏も、このことを語ったマル激の中で、NHKの報道などはデタラメですということを語っていた。小沢氏が優れているという高い評価と、マスコミで報道されている小沢氏の姿が、どうしても整合性のとれた形で理解できないのを感じる。すべての間違いが小沢氏ただ一人に集中しているように語られている現状が果たして正しいものなのかというのを考えてみたいと思う。

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by ksyuumei | 2007-11-11 16:35 | 政治