2007年 09月 09日 ( 1 )

人間の意志が関わる行動の法則性

今週配信されたマル激では、小幡績さんというゲストを招いてバブルの現象というものを分析していた。この分析では、人間が意志の自由によって行動を選択する際、自由によって無秩序に選択されるように見える行動の中に、ある種の法則性を解釈する余地があるということが説得的に説明されていた。

バブルでは、適正価格以上に値が上がった株に対して、それを買い求める人が殺到するため、さらに適正価格以上に値が上がるという現象が起こる。それは永久に続くような現象ではなく、いつかはそれが高すぎることに誰もが気づき、突然それが買われなくなる。そうするとバブルがはじけることになり、高値でそれを買った人は大きな損をするということにもなってくるわけだ。

僕は、この現象については、欲に目がくらんだ人が判断を間違えたために、いつかは必ず値が落ちる株に殺到して損をしただけなのではないかと思っていた。率直に言えば、損をした人たちは「頭が悪かった」だけなのではないかと感じていた。しかし、このマル激を聞く限りでは、ことはそう単純な理解ではすまないとも感じた。頭がいい・悪いに関わらず、バブルが起こったときには、儲けようという目的があればそれに乗るというのが法則性として働いているのではないかと思った。

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by ksyuumei | 2007-09-09 14:07 | 論理