2007年 07月 21日 ( 1 )

最近の問題に関数的観点を応用してみる

最近のさまざまな事件に対して、それを関数的に捉える、すなわち何らかの法則性をもった装置がそこにあるのだという観点で見てみるとどんなことが見えてくるかというのを考えてみたい。関数的視点というのは、物事の解釈の一つではあるのだが、どんな解釈も関数的になるのではなく、関数的なものと他のものとの違いを考えることが重要になるだろう。

ミートホープによる牛肉偽装問題というのは、マル激でも取り上げられていたが、このような事件が起こるとその主犯格であるような人間の悪辣さがマスコミで取り上げられる。この問題は、牛肉でないものを牛肉と偽っていたのだから悪いことをしたことに違いはない。だから、そこに悪辣さを探そうとすれば必ず見つかるだろう。これは形式論理的な展開で得られるもので、「火のないところに煙は立たない」という因果関係がある。

しかし、この事件を「悪い人間が悪い行為をした」という解釈で理解していると、それは関数的な捉え方にはならないだろう。これは一見関数になりそうな感じもする。悪人という入力をこの装置に入れると、「悪い行為」という出力が出てくると考えてもよさそうにも思える。しかもここには完全な法則性がありそうにも見えるので、現象を関数的に捉えたようにも感じてしまう。

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by ksyuumei | 2007-07-21 11:34 | 社会