2007年 07月 18日 ( 1 )

「しょうがない」(不可避性)のロジック

「しょうがない」という判断の認識を考えるとき、これを、「それ以外に方法がない」「避けうることが出来ない」という意味で解釈すると、ある種の必然性を語っている言葉として受け取れる。この必然性に二種類のものが考えられるのではないかという感じがしている。

一つは、形式論理的な必然性であり、科学的な法則性から導かれる必然性だ。これは、まさに「それ以外に避けようがない、運命と言ってもいい」状況が訪れることが分かる必然性だ。

形式論理的な必然性を考える材料としては、犯罪事件のアリバイがある。人間は、一人の人間が分裂して二人になることが出来ない。だから、同じ時刻にA地点とB地点の二つの場所に存在することが出来ない。A地点が犯罪の行われた場所だとしたとき、容疑者が犯罪が行われた時間にB地点にいたというアリバイがあれば、容疑者の容疑は晴れることになる。その他の点で、容疑者がいくら疑わしかろうと、アリバイが成立した時は、もはや容疑をかけることが出来ない。これは、

More
[PR]
by ksyuumei | 2007-07-18 09:40 | 論理