2007年 06月 26日 ( 1 )

必然と偶然の弁証法性

必然性の判断、つまり必ず起こるであろうことを予測する時は、何らかの形式論理の展開による結論が提出されている。形式論理の展開による結論がなければ必然性の判断は下せない。ある物事が必然性の判断が下せないということは、形式論理的な決定が出来ないということを意味する。

この世に必然的なものはない、すべては偶然的だという現実解釈もあるが、これは事実によって否定される。もしすべてが偶然的であれば、必然性の判断を下すことが現実には出来ないことになるが、「科学」と呼ばれる真理を形式論理として展開すれば、未来に対する正しい予測が得られる。ここには必然性というものが存在する。すべてが偶然的なものではなく、あるものは必然性をもっている。

必然性というものを深く理解するためには、形式論理の基本原理を知ることが必要ではないかと思われる。そして、必然性を認識した対象に対しては、その結論からは逃れようがないのであるから、それがどんなに感情的に気に入らないものであっても受容するだけの気持ちを持たなければならない。必然性に反抗しても結果を変えることは出来ない。必然性を受け入れる感情を持ち、それが起こることを目にしても感情が揺さぶられることのない精神的な免疫性をつけることが重要だと感じる。

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by ksyuumei | 2007-06-26 09:45 | 論理