2007年 04月 19日 ( 1 )

石原慎太郎氏の父性・指導者性

東京都知事戦で石原慎太郎氏が圧勝してから、その結果を整合的に理解したいと思っているのだが、なかなかすっきりするような解釈が見つからない。浅野史郎氏に魅力が足りなかったといえばそれまでなのだが、僕にはそれ以上に石原氏に魅力がないように感じられたので、280万という圧倒的な人々が石原氏を支持したということの説得的な説明が見つからなかった。

共産党推薦候補の吉田万三氏が、反石原票を分散させたという批判もあるようだが、あの程度の票を持っていかれただけで勝てないようではやはり支持そのものが低かったのだと解釈したほうがいいだろう。もし反石原票が多いものだったら、浅野氏に魅力が足りなければ、それは吉田氏に流れるはずだ。反石原票が、浅野氏に魅力が足りないからといって石原氏に入るはずはない。

選挙の結果を整合的に理解するには、やはり石原氏が圧倒的に支持されたと考えるしかない。石原氏には、それだけの魅力があったのである。少なくとも石原氏に魅力を感じた人が相当の数に上ったと理解しなければならない。たとえ個人的には石原氏に不満があっても、石原氏は大衆動員で成功したのだと理解するところから整合的な解釈が導かれるのではないかと思う。

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by ksyuumei | 2007-04-19 09:50 | 雑文