2007年 01月 09日 ( 1 )

3年という微妙な時間の経過に時代の差を感じる

内田樹さんの「「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を読む」というエントリーを見て、「3年」と言うことが印象に残った。個人的な経験から感じるものでは、僕が職に就いた26年前は、3年勤めればあとはいくらでも勤められたという感じがしたからだ。

3年というのは仕事に慣れるのに必要な時間でもあった。その3年が、今の時代は辞めることを決断するのに必要な時間になっていると言うことに時代の差を感じる。実を言えば僕も仕事を辞めて他の職業を探そうと思ったことがある。しかしそれは仕事についてすぐにそう思った。

仕事について、自分はその仕事に向いていないとか、仕事に就く前に抱いていたイメージと違う(端的に言えば理想とは違うと言うことだろうか)と言うことはよくあることだろう。僕と同期に新規採用された教員は、その地域では16人いたが、3年以内に8人が辞めた。辞める理由はいろいろあったようだが、最も早い人間は半年で退職した者がいる。彼は辞めて俳優になるためにどこかの劇団に入ったと言うことを聞いた。彼は、理想と違う現実を拒否して理想に向かって進むことを決断したのではないかと感じたものだ。

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by ksyuumei | 2007-01-09 09:56 | 雑文