2006年 12月 27日 ( 1 )

誰が真の「愛国者」なのか

「改正」された教育基本法では、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」「態度を養う」という文言が入っており、これが「愛国心」の押しつけになるのではないかという危惧が語られている。この法案反対の気分としては、「愛国心」そのものに反対するのではなく、その「押しつけ」に反対するというものの方が大きいのではないかと思う。

「愛国心」という概念そのものが嫌いだという人もいるかも知れないが、それは、その概念の中に不当なものが入り込んでいる「愛国心」のイメージではないかと思う。たいていの人は、「愛国心」そのものは必要だと思っているが、それを押しつけてくることは間違いだと感じているのではないだろうか。

それは、何が「愛国心」かという判断について、客観的な基準が設定できないからではないかと思う。それを国家が恣意的に決めることに反対する人が多いのだろう。これは、国家が決める「愛国心」が間違っていると言うことではなく、何が「愛国心」かと言うことは原理的に正しい答を提出することが出来ないのだと思う。

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by ksyuumei | 2006-12-27 10:10 | 教育