2006年 12月 20日 ( 1 )

「労働」は義務か?

内田樹さんが、「創造的労働者の悲哀」というエントリーで、またまた反発を呼びそうな表現をしている。この反発は、おそらくその表現の内容よりも「書き方」に反応して起こるものだろうと思う。それがどのような文脈で語られているかを読みとらなければならない。しかし、次のような表現を自分の解釈で受け取ると反発を感じるかも知れない。


「労働は憲法に定められた国民の義務だから働け」
「「とにかく、いいから黙って働け」というのが世の中の決まりなのである。」
「「いいから、まずなんか仕事をしてみなよ」と私たちは若者たちに告げねばならない。
「それを見て、君がどの程度の人間だか判定するから」」
「ニートやフリーターはこの「創造的労働者」の末路である。」


これらの表現は、それだけを取り上げて受け取ると、年寄りの説教のように聞こえる。保守的なオヤジが、現在の社会の矛盾をそのままにして、自分たちの責任を棚上げにして若者を叱咤している説教のように聞こえてしまうかも知れない。

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by ksyuumei | 2006-12-20 10:03 | 内田樹