2006年 12月 06日 ( 1 )

「仮言命題の限界」というエントリーに関する雑感 2

瀬戸智子さんの「仮言命題の限界」というエントリーに書かれている仮言命題の真理性について気になる記述があったので、それについて考えてみようと思う。瀬戸さんは、


「前件・後件が真なら結論も真。
 前件・後件が偽なら結論は偽。
 前件が偽でも後件が真なら結論は真。
 前件が真でも後件が偽なら結論は偽。」


と書いている。仮言命題「AならばB」は、Aを仮定Bを結論と呼ぶこともあるので、これが前件・後件という言い方と紛らわしいところがあるが、瀬戸さんが語る「結論」という言葉は、仮言命題の全体を指しているのだと思われる。そこで上の文章をそのように解釈すると、次のような意味になるだろうと思う。

1 A(真)ならばB(真):仮言命題の全体は真
2 A(偽)ならばB(偽):仮言命題の全体は偽
3 A(偽)ならばB(真):仮言命題の全体は真
4 A(真)ならばB(偽):仮言命題の全体は偽

More
[PR]
by ksyuumei | 2006-12-06 09:04 | 論理