2006年 11月 15日 ( 1 )

内田さんのフェミニズム批判の意味を考える 4

瀬戸さんの「母親と保育所とおむつ」というエントリーの中の、内田さんの文章に関する部分の記述の理解を図ろうと思う。前回と同様に、まずはその判断の部分を拾い出し、次にその判断の根拠になった事実の方を探そうと思う。まずは判断として見つけられるのが次の部分だ。


「シグナル発見を、いざ社会科学の分野にまで広げていこうと言うことは拙速・勇み足ではと考えます。」


この判断は、「拙速・勇み足」というものにポイントがあるので、シグナル発見の正しさについてのものではない。その点では、その根拠に同意するのがなかなか難しい判断と言えるだろう。「拙速・勇み足」というのは、今の時点では弊害の方が大きく、それから得られるプラス面との相殺で考えればマイナスの結果をもたらすという判断になる。これは未来に対する判断なので、ある意味ではやってみなければ分からないと言う面を持っている。それをやりたいという動機が強いかどうかで判断が違ってくるだろう。

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by ksyuumei | 2006-11-15 10:12 | 内田樹