2006年 11月 09日 ( 1 )

ナショナリズムはなぜポピュラーになるか

マル激を聞いていると、宮台氏がナショナリズムについて発言することが多いのだが、現代社会においてポピュリズムを獲得するにはナショナリストでなければならないという発言をよく聞く。この意味が僕にはあまりよく分からない。

確かに現象としてみれば、小林よしのり氏の一連の著作がベストセラーになるのを見ると、ナショナリストが人気を博するというのが事実としてあるのかも知れないとは思える。だが小林氏の著作を読んでいるのは圧倒的に若者が多く、それを社会全体の現象として受け止めるには躊躇を感じる。

教育基本法に「愛国心」の記述を入れることに反対する人の数もかなり多いように見える。だから、ナショナリズムが必ずしも圧倒的多数派をなしているようには見えない。だが、結果として安倍内閣が高い支持率を持ち、高い人気を持っているということは、ナショナリズムの人気のあらわれのようにも感じる。

ナショナリズムに関しては、それに深く共感する人と、それを敬遠する人が存在し、僕がどちらかというと敬遠したい側の人間に属しているので、その人気性というものを理解出来ないのではないかと思う。ナショナリズムが人を惹きつけるという魅力の部分が僕には良く理解出来ないので、人々がそれに共感するという気持ちを実感として受け止められない。

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by ksyuumei | 2006-11-09 09:53 | 論理