2006年 10月 14日 ( 1 )

パターナリズムの問題点

「夫婦別姓」の問題と「日の丸・君が代強制」の問題は、全く別の問題のように見えるが、そこには共通した構造も見ることが出来る。それは、どちらも選択の自由がなく、自己責任による自己決定権を持たないと言うところだ。

法的に認められた結婚をしたいと思えば、今の日本では同氏にしなければならず、戸籍上の氏を旧姓のまま夫婦で別々にして婚姻届を出すことが出来ない。そこで、戸籍上の姓(法的に認められた姓)において、選択の自由の幅を広げるために民法の改正を提案しているというのが現在の状況だ。

これに対する反対は、民法の改正によって直接的な被害を受ける人々から出されているのではない。家族の絆が壊れるという論理も、それは姓を変えた家族について言われていることで、反対者自身は姓を変えていないのだから、反対者の家族の絆が壊れるわけではない。自分の責任で選択した夫婦別姓で、その選択をした家族が絆を壊しても、それは自己責任なのではないだろうか。

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by ksyuumei | 2006-10-14 11:44 | 雑文