2006年 09月 16日 ( 1 )

正義と真理

正義と真理とは重なるようなイメージがあるものの、それはまったく違うものだと僕は感じる。正義であることが必ずしも真理ではないし、真理を認識したからといって、そこから正義の行動が出てくるわけではない。むしろ正義と真理はしばしばその結論が対立する場合さえある。正義を主張したい事柄の真理性は証明されないことが多い。

何かが「正義である」という判断と「真理である」という判断は、その基準に違いがあると思う。僕の判断基準は、正義に対しては「利害関係」であり、真理に対しては「論理関係」というものになる。ある立場にとって利益になることは、その立場にとっては正義であるというのが僕の判断だ。

真理については仮言命題の論理的整合性がまずは必要条件になる。ある前提を立てたときに、その前提から導かれる結論の間に正当な論理関係があるということが必要条件だ。そして、その前提が現実存在との整合性を持っていることが確認出来たとき、その命題は真理としての資格を確認する。

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by ksyuumei | 2006-09-16 10:58 | 論理