2006年 09月 11日 ( 1 )

外交における国益の計算

「北朝鮮」がミサイル「発射実験」をしたときに、宮台真司氏が次のような論理の展開をしていた。テレビなどのマスコミでは、「北朝鮮」の行為は、「北朝鮮」自身に何の利益ももたらさないバカげた行為だと主張する人間が多かった。しかし、よく考えてみれば、このミサイル「発射実験」は、「北朝鮮」には損害になるところが何もないので、どこかで利益になれば儲けものというものであることがわかる。だから、ミサイル「発射実験」をしないということよりも、それをすることの方を選択する方が外交的には圧倒的に有利になると言うことだった。

宮台氏の論理を詳しく説明するとこのようなものだった。「北朝鮮」はすでにアメリカによる金融制裁によって、これ以上ないくらいの損害を受けていて、この上さらに制裁を加えるという部分が見あたらない。つまり、このミサイル「発射実験」によって、さらに制裁されると言うところが、もはやないので、制裁を恐れる必要がない。

制裁される部分はないが、イラクのように軍事的な攻撃を受ければ、それは大きな損害になる。しかしその心配は「北朝鮮」の場合にはほとんどないということが計算出来る。それは地理的な条件において、韓国と日本に対してかなりの量のミサイルが届く位置にいるということだ。

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by ksyuumei | 2006-09-11 10:09 | 雑文