2006年 08月 08日 ( 1 )

「靖国問題」と「靖国参拝問題」

以前に高橋哲哉さんの『靖国問題』(ちくま新書)を参考にして「靖国問題」を考えてみた。高橋さんは哲学者なので、哲学者としての視点から「靖国問題」を捉えると、どのような論理展開になるかということがこの本を学びたいと思った大きな理由だった。

哲学者というのは非常に厳密な論理を構築する。普通の人ならあまり注意を払わないような細かいところまで、その論理の一貫性を保つようにこだわる人たちだ。だから、「靖国問題」というデリケートな問題に対して、とことん徹底的に論理的な考察をするとどうなるかと言うことをこの本から学ぼうと思った。

しかし、そのように徹底した論理展開をすると、一般的な結論としては予想出来るものがある。それは、簡単に結論は出せないと言うものだ。哲学は対象を徹底的に掘り下げるが、どんな対象であろうとも徹底的に掘り下げれば、判断が難しい面が必ずある。だから、結論としては「分からない」「客観的判断は下せない」というものになることが予想される。

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by ksyuumei | 2006-08-08 10:45 | 政治