2006年 07月 25日 ( 1 )

仮言命題そのものの真理性とその前件と後件の真理性

内田樹さんの「2006年07月23日 Take good care of my baby」というエントリーに、論理的な観点から見て非常に興味深い記述があった。

『オニババ化する女たち』の著者・三砂ちづるさんは「おむつの研究」をしているという。それは内田さんによれば、「母親にシグナルが読めればおむつは要らない。
ということを科学的に論証しようとする研究だそう」だ。

「日本ではいま「二歳までおむつをとる必要はありません」ということが育児書でいわれているそうだが、三砂先生によると、これはぜんぜん育児の方向として間違っている」と内田さんは語る。それは、後の方の記述を読むと、おむつをいつまでもつけておくことによって、母親が、「子どもが「排便する前に発するシグナル」がどういうものか学習する」ということが損なわれるからではないかと思われる。

おむつを早く取ると言うことを前提にすれば、母親は子どものシグナルに敏感になる。それは、言葉によるシグナルではないので、訓練しなければ間違った受け取り方をするし、微妙な違いが区別出来なくなる。そして、このシグナルを読むという技術が上達することによって、母親と子どもの間に深いコミュニケーションが生まれるという、育児にとって実に大事なことも実現出来る。

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by ksyuumei | 2006-07-25 23:30 | 論理