2006年 05月 17日 ( 1 )

「権利」について考える

死刑廃止論の考察においては、「人権」という概念が非常に重要なものとして出てきた。その時に「権利」というものについても少し考えてみたのだが、この言葉は、僕の職業柄「教育を受ける権利」というものとして具体的に関わってくる。

「人権」という言葉は、その「権利」を有する条件として「人間である」と言うことがあればいいものとして登場していた。「人間である」と言うことが証明されるなら、必ず「人権」というものが保障されるというのが人権の思想だ。SF的になるが、将来はロボットが人間であるかということが問題になるかも知れない。ロボットに人権があるかと言うことが論じられる時代が来るのは、SFの世界だけではなく現実になるかも知れない。

この「権利」という言葉を考える上で役に立つものとして、中山千夏さんは英語の「right」を考えることが有効なのではないかと提案していた。「right」には「正しい」という意味があり、権利の行使の正当性は、その権利が存在することの「正しさ」に根拠を置いていると考えるわけだ。

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by ksyuumei | 2006-05-17 10:40 | 雑文