2006年 04月 27日 ( 2 )

死刑廃止論を考える 3

「死刑廃止 info! アムネスティ・インターナショナル・日本死刑廃止ネットワークセンター」というページに載せられている、「死刑制度の廃止を求める著名人メッセージ」の中の亀井静香さん(衆議院議員、死刑廃止議員連盟会長)の言葉で、冤罪を語ったものも傾聴に値する。

亀井さんは「常にある冤罪の可能性」を語り、日本の警察・司法制度の欠陥を指摘している。その一つは、「依然として自白が「証拠の王」ということです。それは変わりません」と言うことだ。物的証拠こそが第一にならなければならないと僕は思う。それこそが科学的であり、論理的に正しい判断だと思う。

自白が犯罪立証の決め手になってしまうと、取り調べが、自白させることが目的になってしまう。そうなれば「構造的無知」に陥った警察官は、自覚せずに無理な自白を取るようになるのではないか。たとえ自白があったとしても、確かな物証がなければそれは証明出来ないのだという理解があれば、自白を取ることに無理はしないだろう。むしろ、証明出来そうな情報を探るためにこそ自白を利用するだろう。

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by ksyuumei | 2006-04-27 09:53 | 社会

死刑廃止論を考える 2

「死刑廃止 info! アムネスティ・インターナショナル・日本死刑廃止ネットワークセンター」というページに載せられている、「死刑制度の廃止を求める著名人メッセージ」の中の亀井静香さん(衆議院議員、死刑廃止議員連盟会長)の文章に、僕は非常に強い説得力があるのを感じた。

亀井さんは平和主義者としても知られているが、この文章からは基本的に、人間に対する深い愛情が感じられる。しかも、警察官僚出身という、まさに死刑の現場の当事者として、実感として考えてきたことでもあると言うことに大きな説得力を感じた。広島では、ホリエモンではなくこの亀井さんを選んだと言うことで、政治家を見る目として広島の人々は正しかったと僕は思う。残念なのは、人間性の素晴らしさを持っている人が、権力闘争では敗れてしまうという現実だ。権力闘争には、非人間的な面がどうしても入ってきてしまうからだろうか。

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by ksyuumei | 2006-04-27 08:51 | 社会