2006年 04月 13日 ( 1 )

科学的真理はどのようにして証明されるか 1

科学がすべて仮説だと思っている人間は、仮説が実験という検証を経て真理を獲得する過程を理解することが出来ない。仮説と科学の区別がつかない人は、真理と真理でないもの(真理でないものは必ずしも誤謬だとは限らない。真理だと確定していないものは、「真理かも知れない」仮説にとどまるのである。これが現実を対象にした科学的真理と、形式論理の真理との違いでもある。形式論理では、真理ではないものは必ず誤謬になる。形式論理では、命題は真理であるか誤謬であるかどちらかなのだ。)の区別がつかない。

真理がどのように発見されるかと言うことを、板倉聖宣さんの『科学はどのようにしてつくられてきたか』(仮説社)という本をヒントに考えてみたいと思う。そして、科学が仮説だと思っている懐疑論者が、いかに間違った認識をしているかというのを確かめたいと思う。

科学的真理という確実性のある真理に対して懐疑を持つのなら、それ以外の感覚から得られる真理(それがそのように見えるとか)などは、もっと懐疑的にならなければならないのだが、懐疑論者はそういうものには疑問を持たず、おそらく普通に生活出来るだろう。

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by ksyuumei | 2006-04-13 09:29 | 科学