2006年 04月 04日 ( 1 )

『国家の品格』の二流性 8

藤原さんは、「自由」と「平等」というものを批判してこれを否定しようとしている。これは、フランス革命が掲げた価値観で、西欧の価値観として代表的なものだけに、藤原さんの批判の対象になったのではないかと思われる。しかし、これは「価値観」なので、否定することは出来ないのではないかと思われる。

価値観というのは、ある視点で対象を眺めたときに、それがどのようなプラスの要素を持っているかと自分が感じる事柄を指しているのではないだろうか。価値観を語るときには、いつでもその視点というものが重要になってくる。ある視点から見ればつまらないものでも、別の視点から見れば大切だと思えるものはたくさんある。

これは、ことわざでいえば「蓼食う虫も好き好き」と言うことだと思う。自分にとっていかに大事なものであるかを語っても、同じ視点を持っていない人から見ると、それは大したことではないと感じてしまうだろう。これは「価値観」に関する限りでは仕方がないことだと思う。

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by ksyuumei | 2006-04-04 08:52 | 雑文