2006年 03月 30日 ( 2 )

『国家の品格』の二流性 6

ロックに関連させて、資本主義的な価値である「自由」「平等」「民主主義」などを批判した第三章の検討をしてみようと思う。この章では、ロックについて次のような記述がある。


「著書中に「人間は生まれながらにして完全な自由を持つ。人間はすべて平等であり、他の誰からも制約を受けない」とも記しました。
 そして、個人は自由に快楽を追求してよい、全能の神が社会に調和をもたらしてくれるから、と述べました。何と無責任でデタラメな発言でしょう。ロックこそは、自由主義、功利主義、近代資本主義の粗と呼んでも過言ではない人です。」


これは、ロックに対する誤解から生まれた解釈ではないかというのが僕の感想だ。ロックという人物を理解しようと思ったら論理的に理解すべきだと思う。ロックは、国が違えば時代も違うという、現代日本人とはまったく感覚の違う人間だ。その人間を、現代日本人の感覚で、情緒的に理解したら、誤解しない方がおかしい。

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by ksyuumei | 2006-03-30 11:35 | 雑文

発端となった事実はどういうものなのか

長野県の田中知事が告発された発端となった、下水道事業の入札制度変更の問題というのは、具体的にどういうものなんだろうか。偽証という部分の報道はたくさんあるのに、肝心のこの問題に関して詳しく報道したものが見つからない。偽証かどうかの判断には、この問題がどういうものであるかが本質的に重要なのに、どこもこの問題を正確に報道してくれていない。

インターネットを検索しているうちに気になる記事を見つけた。「2006年02月10日 田中知事の証言を偽証認定  長野県議会の百条委」によれば、

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by ksyuumei | 2006-03-30 09:21 | 政治