2006年 03月 17日 ( 1 )

論理トレーニング 10  議論の構造

「順接の論理」「逆接の論理」では、個々の短い主張の関係を「順接」と「逆接」というもので分析していた。これは、議論の部分に注目するもので、数学で言えば「微分」に当たるようなものと言えるだろうか。変化を解析するときに、「部分」に注目して、短い単位での変化に注目しているという感じだ。

この章で注目している「構造」というのは、その部分を寄せ集めて全体を把握するという感じになる。数学で言えば「積分」という感じになるのだろうか。実際の議論が実りあるものになるかは、この構造の把握が正確に出来るかどうかにかかっていると言ってもいい。

構造というのは、議論の中心になる主題を教えてくれる。相手の主張の中心が何かというのは、構造を捉えないと分からないのだ。もし、構造的に言って中心になっているようなテーマではなく、部分で論じている、全体の中心のために必要な一部にこだわった議論になれば、相手にとってはそれは末梢的な部分にこだわっているようにしか見えないだろう。

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by ksyuumei | 2006-03-17 09:48 | 論理