2006年 02月 24日 ( 3 )

論理トレーニング1 順接の論理

野矢さんの『論理トレーニング』のメモを残していこう。まずは第1章の「順接の論理」だ。これは

<議論の流れが変わらない場合の接続構造一般を表す。>

と定義されている。つまり、ある主張がなされたとき、その主張を受けたり展開したりする流れを作ると言うことだ。この論理の流れに対して、接続詞というものが大きな働きをしている。適切な接続詞が使えるようになることが、日本語において論理が使えることになると言える。

順接の論理は、大きく分けて4つのパターンに分かれる。

(1)付加(記号:A+B)
   接続詞「そして」「しかも」「むしろ」
(2)解説(記号:A=B)
   接続詞「すなわち」「つまり」「言い換えれば」「要約すると」
(3)論証(記号:A→B)
   接続詞「なぜなら」「それゆえ」「したがって」「だから」「つまり」「~ので」「~から」
(4)例示(記号:A-例B)
   接続詞「たとえば」

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by ksyuumei | 2006-02-24 23:25 | 論理

論理のテクニック

野矢茂樹さんの本が面白い。『論理トレーニング』という本を読み始めているのだが、これによって論理のテクニックを学べば、これはディベートの訓練をするよりも遙かに論理を身につけることが出来ると感じている。

ディベートというのは、一種のゲームであるから、ルールに許された範囲では反則すれすれのプレイであっても、結果的に勝てばいいという戦術も許される。論理としてはマトモでなくても、相手にダメージを与えられるという詭弁のテクニックも上達することになる。

詭弁のテクニックも、理屈という点では論理だと捉えることが出来るかも知れないが、論理というのは詭弁のテクニックを身につけて、荒れた論理の方が身に付いてしまうと、まともな論理の方が離れていってしまうのが不思議なところだ。免震構造の専門家の多田さんが、職人というのはレベルの低い仕事をしていると手が荒れてだめになるということを語っていた。論理のテクニックも同じだ。詭弁というレベルの低い論理を使っていると、論理を使う手が荒れてだめになる。

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by ksyuumei | 2006-02-24 09:33 | 論理

残念な結果に

民主党は、党の存続をかけて勝負に出たと思ったのだが、勝負をする前にしっぽを巻いて逃げ出しそうになっている。残念な結果になったと思う。どうせ玉砕するなら、相手をも巻き込んでいって欲しかったと思う。

このままでは、自民党に対する疑惑は何も解明されないまま、民主党の不手際だけが叩かれて終わりそうだ。民主党が不手際だったから、自民党は白だということは論理的には導かれない。単に解明が出来なかったというだけで疑惑は晴れていないのだ。

世論は、疑惑が解明されなくてもそれを良しとしてしまうのだろうか。所詮は権力のあるものに立ち向かうのは無謀だという教訓だけが残ってしまうのだろうか。民主党の不手際によって、今回は逃げ切られてしまうが、それでも武部氏は真っ黒に近いグレーだという認識を国民は持ち続けることが出来るだろうか。グレーだったことも忘れてしまうことにならないだろうか。もしそうなったら、民主党の動きは、悪い方向への影響しか残さないことになる。そうなったら、本当に残念なことだ。
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by ksyuumei | 2006-02-24 08:54 | 政治