2006年 02月 14日 ( 1 )

事実の問題

ジャーナリストの浅井久仁臣さんのブログに「「捕虜収容所はなかった」  補筆版」というエントリーがある。このエントリーに書かれたコメントの中に、「「南京虐殺があった」という為には、その場で見聞した人の証言を用いる必要がある」という文章があった。

この判断は、論理的に考えて間違っているのではないかと思い、そこに僕もコメントを書いてきたのだが、僕がこの主張に疑問を感じたのは、これが「ノーミソの目」を否定するような言い方に聞こえたからだ。ここで語られているのは、事実というのは、現実の目で見たことを基礎にしなければ信用出来ないという立場であって、ノーミソの目で見たことは単なる推測に過ぎないから信用出来ないと主張しているように見える。

僕は、推測であっても100%に近いくらい信用出来る推測もあれば、0%に近いくらい当たらない占いのように信用出来ない推測もあると思っている。最近では、ホリエモンが世界一の金持ちになると言う細木数子の占いは、当たらない占いの代表になってしまったと思うが、ニュートン力学による運動の予測は、ノーミソの目による推測だがほぼ100%当たる推測になっていると思う。

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by ksyuumei | 2006-02-14 09:31 | 論理