2006年 02月 09日 ( 1 )

ライブドア問題再考 7

ライブドア問題を考える上での違う視点というのはまだ残っている。その一つはマスコミの報道の問題だ。これは、構造的には、マル激で何度も取り上げられている問題で、かつてのロス疑惑報道、和歌山カレー事件の報道などでも、神保・宮台両氏は問題点を指摘していた。

ライブドア及び堀江氏に関しては、その行為に違法性や犯罪性がある疑いは濃い。しかし、それはまだ決定した事実ではなく、あくまでも疑いの段階だ。この段階で、あたかも疑いが事実であるかのように断定した報道は、「推定無罪」という原則に反すると言うことだ。

「推定無罪」という原則が守られているかどうかは、その社会が成熟した民主主義社会であるかどうかのバロメーターだ。日本では、この原則は、原則であることさえ自覚されていないように感じる。だから、日本社会は未熟きわまりないと言えるだろう。

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by ksyuumei | 2006-02-09 09:37 | 社会