2006年 01月 29日 ( 1 )

システムのメガネ 1

僕は数学という形式論理を勉強してきたこともあって、世の中の出来事をまずは形式論理で考えることにしている。それは、平たく言えば、つじつまが合っているかどうかと言うことだ。ある出来事の解釈をしたときに、それがつじつまが合っていれば、一応形式論理的には矛盾がないと言えるだろう。

具体的には、つじつまが合うというのは、ある前提を立てたときに、他の事実をもってこなくても、論理(理屈)だけで結論が得られるならば、それは論理的なつじつまが合っていると言える。山口二郎さんの「06年1月:驕る小泉は久しからず?」には、年頭の小泉首相の記者会見で「靖国参拝は自分の心の問題であって、国内のメディアや識者、さらには外国政府に口を出されるいわれはないと言い切った」ということが書かれている。このことがつじつまが合うものかどうかを形式論理で考えると次のようになる。

  前提:「靖国参拝は自分の心の問題である」
   ↓
  結論:「国内のメディアや識者、さらには外国政府に口を出されるいわれはない」

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by ksyuumei | 2006-01-29 12:57 | 論理